知的障害を伴う発達遅滞、発達遅滞が改善の為に通過する奇跡を辿ってみました。
 奇跡を負うことによって、下記のような傾向を見ることができました。
 主ガ知的障害ノ発達遅滞児、点頭テンカンカラノ発達遅滞児、他が原因での発達遅滞児が独歩に至った奇跡を追ってみました。
↓・↓・↓・↓
 奇跡を追うための子どもは、次の子どもたちです。
・ さんぽ道 その2中の「・ 知的障害に伴う運動発達遅滞」の子どもたち、 @ 豊君の場合 ・@ 希実枝チャンの場合・@ 咲恵ちゃんの場合・@ 歩君の場合の4名。
・ Story中のStory03・Story05の2名。
・ さんぽ道 その2中の @ 隆太君の場合 @ 快斗君の場合 の2名です。
 合計8名の子どもの軌跡を辿ってみました。
↓・↓・↓・↓
 表中の項目ニ記す○年×月は、可能となった時の月齢や年齢です。
 訓練開始は、LS-CC松葉杖訓練法を開始した年齢です。
 緑色の文字はLS-CC松葉杖訓練法を開始する以前に可能であった機能です。
 黒色の文字は、LS-CC松葉杖訓練法を開始してから可能となった機能です。

項 目

豊君
の場合

希実枝君の場合

咲恵君
の場合

歩君
の場合

Story03

Story05

隆太君
の場合


快斗君
の場合


首の座り

6か月

10か月

1歳




2歳11月

1歳6月

寝返り

10か月

2歳7月

2歳

1歳5月



3歳


お座り

1歳

2歳7月






1歳6月

自力座位

1歳4月


3歳


1歳1月


3歳1月

2歳9月

四つ這い
尻這い


1歳6月



6歳


2歳6月




つかまり立ち





3歳6月




伝い歩き





3歳6月




訓練開始

2歳3月

2歳7月

6歳8月

1歳5月

4歳2月

3歳5月

5歳1月

2歳9月

お座り




1歳7月





自力座位


2歳8月


1歳11月


3歳7月



四つ這い
尻這い

2歳6月

3歳2月



2歳1月


4歳8月

8歳1月

3歳7月

つかまり立ち

3歳2月

3歳9月


2歳6月


5歳10月


4歳5月

伝い歩き

3歳9月

4歳4月


2歳6月


5歳10月



独歩

5歳4月

6歳3月

8歳6月

4歳3月

4歳3月

7歳2月

8歳11月

11歳9月

↓・↓・↓・↓

○ 上記の表をご覧いただき、独歩に至るためにはポイントは幾つか有るかと想えるのです。

・ 自分で床の上に座ることができるようになること。
・ 四つ這いかいざり這いを行うこと。
・ つかまり立ちができるようになること。
 この三点はどの子どもも経過する過程のようです。
 麻痺の有る子どもでは、上肢が不自由のためにつかまり立ちができなく、杖歩行で終える程度の機能でも、上肢が不自由ながらも使えることによって独歩が獲得できるのだろうと想像するのです。
 どの子どもも独歩が安定するまでは、SLBを着用していました。独歩が安定してからは、特にひどい外反足や扁平足でなければ市販の靴を使用するように変えていきました。
○ 「 豊君 の場合」のケースだけが、尻這いから四つ這いに変わることができています。
 尻這いを始めたばかりだったので、改善できたのでしょう。
○ 独歩に至るまでの期間はそれぞれ異なりますが、四つ這いや尻這いを行える子どもは、独歩を獲得する可能性が高いと言えるのではないでしょうか。
↓・↓・↓・↓
@ トップに戻る

@ LS-CC松葉杖訓練法とは

@ ハビリテーションとは?

@ 運動療法とは?

@ さんぽ道

@ question and answer

@ さんぽ道 その2

@ information



 製作 LS-CC松葉杖訓練法 湯澤廣美